どんな病気？

 

「円形脱毛症」とは円形や楕円形の脱毛斑が突然生じる疾患です。

一般的に10円玉くらいの脱毛と思われていますが、

頭部全体に広がるものや、眉毛やまつ毛、体毛などに及ぶ重度のものまで、

その症状はさまざまです。

また、場合によっては、完全に発毛しても再発することもあります。

円形脱毛症の特徴

いくつか特徴的な症状があります。

初期症状

※何の兆候もなく突然脱毛が始まった。

※頭部に地肌が見えるところがある。

※爪に小さなでこぼこがある。

※アトピー症疾患

（アトピー性皮膚炎・気管支炎・アレルギー鼻炎のいずれか）を患っている。

※脱毛斑が円形または楕円形であり、境界が比較的はっきりしている。

進行中の症状

※上記”初期症状”のどれかに該当し、下記の症状がみられる場合は、

円形脱毛症が進行していると考えられます。

※朝、起きた時、枕に抜けた毛が数本以上見られる。

※脱毛斑の周囲の毛を引っ張ると簡単に抜け、痛みもほとんどない。

※抜けた髪の毛の毛根の部分が細く尖った状態である。

※脱毛斑が広がってきた。

 

などなど、症状は様々です。シャンプー後やブラッシングの後などに

抜け毛があるのは正常かと思いますが、上期にもありますように、

枕元に抜け毛が・・・

この様な日々が続くようでしたら、早めにケアをしましょう。

単発型の円形脱毛症でしたら、約80％の方が1年以内に

治癒すると言われていますが、稀に「多発型」に移行する

場合があります。

もし、何をしたらいいか、分からないなどがありましたら、

早めにご相談ください。